一人暮らしの家に円形のダイニングテーブルを導入したく悩みに悩んだ結果、「Artek 90B(Haluta別注カラー:ペールグレー)」を購入しました。なかなか大きさや色味のニュアンスが写真ではわからなかったので、購入を検討している方に向けに、実際に部屋に置いたイメージをお伝えできればと思います!
アルテックとかなでもの
レビューに入る前に、私は円形のダイニングテーブルを探していて、Artek(アルテック)とKANADEMONO(かなでもの)の2つで迷ったのでまずはそれぞれのブランドを簡単に説明します。
Artek(アルテック)
創業1935年、フィンランドの首都ヘルシンキで生まれた家具ブランド。アルヴァ・アアルトのスツールは特に有名で、「L-レッグ」と呼ばれる無垢材を直角に曲げた足が特徴的なデザイン。シンプルなデザインに加え、使用しない時は部屋の隅に何脚も重ねて置いておける収納性もあり、愛され続けるブランドです。
ラウンドテーブルは、4つの大きさがあります。
- 直径60cmの「90C」
- 直径75cmの「90B」
- 直径100cmの「90A」
- 直径125cmの「91」
カラーはバーチ材、ホワイトラミネート、ブラックリノリウムの3つ。ラミネートは熱に強く、傷や汚れが付きにくいので、湿らせた柔らかい布で拭くだけでも、日々のお手入れとしては十分です。リノリウムは人体や環境に優しい素材で少しマットな見た目。熱や水気には強くないので使い方には注意が必要です。
Artek アアルトテーブル
https://www.artek.fi/jp/collections/
KANADEMONO(かなでもの)
KANADEMONOは、個人の好みにあわせて天板と脚を自由に組み合わせてカスタマイズが可能なインテリアを販売するインテリアブランドです。ルームクリップの子会社として運営されています。
天板は、直径60cmから100cmまで1センチ単位でカスタマイズが可能。足もさまざまな種類があるので好みに合わせて組み合わせることができます。
天板の素材は、天然木やリノリウムでラインナップが豊富です。個人的には少し足の太さが気になってしまってArtekを選択しましたが、ナチュラル素材の天板はとても魅力的でした。
KANADEMONO カフェテーブル
https://kanademono.design/collections/cafe-table
Artek 90B(Haluta別注:ペールグレー)
私は、王道カラーではなく、Artek 90Bのペールグレー(Haluta別注カラー)を購入しました。
Haluta(ハルタ)は、長野県軽井沢を拠点に東京にも実店舗を持つ、北欧の家具や雑貨を取り扱うお店です。Halutaは、ヴィンテージのArtekの家具を取り扱うだけでなく、90Bは別注カラーを取り扱っています。
このリノリウムのペールグレーカラーは、正規店では購入できない、つまり、Halutaでしか購入できない限定カラーとなります!
公式サイトだけでは、正直色味がわかりづらく、色々レビューブログを探してみたものの、あまりヒットしなかったので、私は実際に東京の店舗にて見て来ました。そしてそのまま店舗で直径75cmのArtek 90Bを購入しました。
Artek Tokyo(表参道)
購入検討中、私はまずは表参道にあるアルテックの日本直営店に行きました。1階では小物が中心に販売されており、地下1階にはインテリア家具が取り揃えられていました。
直径60cmのサイズのテーブルはあまり眼中になったのですが、実際見てみると一人暮らしの作業机として使うだけなのであれば十分な気もしました。ダイニングテーブルとしては、直径75cmくらいがちょうど良さそう。
机の高さは、72cmと74cmの2種類があるとのこと。72cmは日本仕様で、日本ではこちらの高さの方が好まれているようです。
また組み立てには電動ドライバーが必要らしいのですが、店舗で購入したら電動ドライバーも一緒に郵送してくれて1週間ほど貸し出してくれるサービスもあるそうです。
Artek Tokyo Store
11:00~19:00(火曜定休)
東京都渋谷区神宮前5-9-2-0 1F・B1F
haluta tokyo instock showroom(清澄白河)
続いて、清澄白河駅から徒歩10分のところにあるHarutaの店舗に行ってきました。
洗練された入口を入ると早速、Artekのヴィンテージのテーブルや椅子がいくつか販売されていました。
私が訪ねたときは、半円と四角のテーブルがいくつか展示してありました。表参道の正規店にはバーチ材、ホワイト、ブラックの3色しかなかったので、リノリウムのマットなカラーラインナップにときめきました。少し暗めの色もマットなリノリウムのだと柔らかい印象でいい感じです。
そして奥に進むと、ありました! Artek 90B ペールカラー!
実際に見てみるとラミネートのホワイトとは全然印象が違いました。マットなの可愛い。そして黒の背もたれのヴィンテージの椅子との相性がとてもいい。
値段は、ノーマルのArtek 90Bが125,000円なのに対して、別注カラーのペールカラーは147,400円。2万円ちょっと高いのですが、いつまでこのカラーで製造を続けられるかもわからないと店員さんから聞いて、その場で購入を決めました。
送料を含めると151,250円としっかりとしたお値段ではありますが、ずっと使えるものになるだろうし、ベーシックカラーではないとはいえリセールバリューもあるだろうということで。
haluta tokyo instock showroom
13:00~19:00 (18:00 最終入店)
東京都江東区平野3丁目3-6
一人暮らし1Kにて使ってみて
一人暮らし、1K 9畳のお家での使用風景はこんな感じです。インテリアはホワイトウッド調のものが多かったので、違和感なく新入りとして迎え入れることができました。
うまくテレビ台の横に配置したことで、部屋の大きなスペースを占めることもなく、ダイニングテーブルを設置することができました。ずっとローテーブルと簡単な作業机だけだったので、ダイニングテーブルがある暮らしができるのは嬉しいです!
卓上にPCをおいてもこれだけの余裕があります。今はあまり物を置いていませんが、奥のスペースにお花とか小物雑貨を置いてたらもっと華やかになりそうなのでちょっとずつカスタマイズしてきたいと思います。
Room Clipでイメージを膨らませる
最後に私が購入検討時に舐め回すように見ていたルームクリップの方をご紹介。@yohaku_2020さんのお部屋・インテリアです。ラミネートホワイトの90Bだと思いますが、とても部屋に馴染んでいて素敵だなあと。
アンティークテイストな椅子も可愛く、机に置いてある小物や照明もとても素敵です。全体的に統一感のある北欧家具・インレリアのウッド系で合わせながら、ポイントポイントで暗めのカラーを入れることで締めていて、センスが良すぎです。
私も少しづつこんなお部屋に近づけていきたいと思います。
おわり。