北欧暮らし、ていねいな暮らし。そんな暮らしに不可欠なのが、食卓を彩ってくれる器です。
今回は、伝統的な和食器から北欧ブランドの食器まで、「食卓をおしゃれに彩る器」をまとめました◎
yumiko iihoshi|イイホシユミコ
イイホシユミコさんの器は、シンプルでありながら温かみのあり、「手作りとプロダクトの境界にあるもの」をコンセプトとしています。
午後のひとときにお菓子を乗せてお茶をいただくシーンをイメージして作ったプレート。
簡単な盛り付けでも食材が絵になる人気シリーズです。
旅に持っていく器をイメージして作ったシリーズ。
ハンドルを持たせた形状は、いつもの食卓に変化がつきます。
yumiko iihoshi porcelain 公式オンラインショップ
BIRDS’ WORDS|バーズワーズ
バーズワーズは、デザインディレクターの富岡正直氏と陶芸作家の伊藤利江氏によって2009年に設立されました。大阪を中心にブランドを展開しています。
ナチュラルであたたかみのある色合いは、洋食にも和食にも合うので、食卓を優しげに彩ってくれます。
陶器のコップもおすすめ。私は茶碗蒸しを作るときなどによく使っています。
苔色工房 田中遼馬
苔色工房は東京・池袋に工房とお店を構えています。「ほんの少しだけ変わっているもの。でもシンプルなもの。使いやすいもの。和食のような洋食のような普段の食事にあったもの。」そんな器を作っています。
落ち着いた色味とシンプルな絵柄の器は、食卓に馴染みつつ彩ってくれます。
動物をデザインした器が中心です。
岡田さんと同様に「掻き落とし」という伝統技法が使われています。
九谷青窯|くたにせいよう
九谷青窯は、1971年の創立以来、「時代に即した座辺常用の器を」という想いを込めて新しい九谷焼を提案し続けています。
伝統と格式ある九谷焼の世界を、ぐっと身近に感じるキッカケを作った徳永遊心さんの「色絵花繋ぎ」。
九谷焼の色鮮やかさの雰囲気を残しながら、落ち着いた色合いと現代的なデザインが可愛い器です。
高原真由美さんの「花尽くし」。
美しい青の濃淡を使いこなしながら、大きく開いた花がぐるっと円を描いた器です。
益子焼 岡田崇人
益子町に工房を持つ岡田崇人さんは、身近にある豊かな自然から、草花をモチーフにした器を作っています。
グレーの濃淡で描かれた大人っぽい器。
モダンなデザインですが、「掻き落とし」という伝統技法を使って作られています。
波佐見焼 白山陶器
白山陶器の波佐見焼は、グッドデザイン賞や、ロングライフデザイン賞など多数受賞されているブランド食器です。
リースのような手描きのデザインは、北欧デザインのようにも見え、青が映えています。
繊細な線を彫りこみ、ていねいに染めてある器です。麻糸のような深い色合いと白磁の対比が美しいです。
HAKUSAN SHOP ONLINE|白山陶器の直営オンラインストア
波佐見焼 東屋
東屋は、日本の職人が作る伝統工芸品や食器、日用品などを現代のライフスタイルに合うようプロデュースをしています。
人気なのが、ブルーとホワイトのコントラストが美しい印判シリーズ。
長崎県の波佐見焼の職人が一点ずつ手作業で伝統的な文様を染め付けています。
ONE KLIN CERAMICS
ONE KLIN CERAMICSは、鹿児島県の陶器ブランド。陶芸家の城戸雄介氏によるもので、「食卓に太陽を THE SUN TO A TABLE」をテーマに、そこにある笑顔と共に暮らす器の提案を行っています。
土本来の力強さがあり、和食にも洋食にも相性が良さそう。
ブルーボトルコーヒーの渋谷カフェのブランチプレートやデザートメニューの食器としても使用されています。
やちむん 陶眞窯|とうしんがま
沖縄でも有数のやちむん工房の「壺屋焼陶眞窯」。陶眞窯独特の赤絵や染付け、魚紋、イッチンなど「常に新しいものを」を合言葉に新たな作品を作り続けています。
やちむんの象徴的な丸模様が可愛いお皿です。
取り皿としてはもちろん、単品料理やデザート皿としても雰囲気よく使えます。
やちむんらしいデザインとカラーの器は、和食にも洋食にも相性がよさそうです。
ARABIA|アラビア
アラビアは、1873年に誕生し、北欧を代表する窯として愛され続けているフィンランドの陶磁器ブランド。
おにぎりなど和食とも相性がよいとされる、アベック24h。
「かもめ食堂」で、北欧食器とおにぎりという、当時としては斬新な組み合わせが話題を呼び、瞬く間に人気のシリーズになりました。
トゥオキオ24hも人気のシリーズ。
藍色の濃淡が和食器のようで、和食との相性もよい食器です。トゥオキオはプレートに加えてボウルもあります。
FINLAYSON|フィンレイソン
20年に創業された、北欧フィンランド最古のテキスタイルブランドです。
CORONNA(コロナ)はシンプルで幾何学的、そして現代的なクラシックデザイン。
フィンレイソンの豆皿も可愛いです。青単色のデザインは日本の食器とも合わせやすいですね。
以上です。お気に入りの器を集めて素敵な食事を楽しみましょう〜!