会社のオフィシャル送別会の幹事を任された人向けに、過去に私が実際にやって盛り上がった企画をご紹介します。
送別ムービー制作は定番ですが、編集のハードルが高いので、動画編集できない人でも簡単にできる企画を中心にご紹介します!
画伯当てクイズ(似顔絵クイズ)
画伯当てクイズは、その名の通り、送別される人の似顔絵を同僚(画伯)に描いてもらい、誰がどの似顔絵を描いたのかを当ててもらうクイズです。
これはかなり盛り上がって好評でした。似顔絵自体がプレゼントにもなりますし、送別される人が複数いる場合でもフレキシブルに対応できるのでおすすめです。

私は20名弱の課に所属しており、送別される人が4人だったので、1人あたり5人の画伯たちに似顔絵を描いてもらいました。企画時はどんな絵が集まってくるかドキドキでしたが、最終的にはかなり個性的な絵が集まってきて、とてもいい企画に仕上がりました。
アニメキャラクター風に描いていた人、幼稚園児の母の日の似顔絵みたいだった人、アーティスティックなだった人、生成AIを使って不正を働いた人など、個性が出て面白かったです!
最後は、画伯の似顔絵をステッカーにして景品としてお渡ししました。コンビニでシール印刷してカットしただけのお手製でしたが、喜んでもらえました(と思います)!

本当は、アメトークの「絵心ない芸人」みたいに盛大にグッズ化したかったのですが、予算も時間も限られていたので、お手製ステッカーで代替しました。笑
この企画は、幹事だけで全て制作するのではなく周りの人たちを巻き込むので、幹事の労力としては抑えることもできますよ!
インタビュー記事制作(穴埋めクイズ)
送別される人に思い出の出来事をインタビューして記事を制作するのもおすすめの企画の一つです。
私は広報なので、オウンドメディアでインタビュー記事を作ったり、雑誌のインタビュー対応をしたりすることも多く、業務との関連性が高かったのでこの企画をしたことがあります。
写真も撮影して雑誌のように誌面化までできれば最高。Canvaには多様なテンプレートがあるので活用をしてみてください。そこまでの時間がなければ、Webのインタビュー記事でも良いと思います。サムネイルだけでもこだわって作ればいい感じに仕上がると思います!

インタビューの中で、名言(パンチワード)があれば、それを穴抜きにして、送別会の余興のクイズとして利用することもできますよ。私はインタビュー中に動画を回して、その動画の切り抜きで正解発表を行いました!
社内報 特別号を発行
インタビュー記事の企画と少し重複しますが、社内報の特別号を制作するのもおすすめです。インタビュー記事などに加え、送別される人の徹底解剖ページなどを作るのも盛り上がるかもしれません。


実際に社内報がある会社の方は、それをベースにするのも良いですし、Canvaで雑誌と検索すればそれっぽいテンプレートが出てくるので、それを使うのもひとつ。Canvaを使用すればイラストレーターも不要なので初心者の方にもおすすめです!
一番の理解者は誰だ選手権(パーソナルクイズ)
送別者のことを誰が一番知っているかを競う「一番の理解者は誰だ選手権」を企画したこともあります。
クイズの要領はシンプルで、送別される人に関することを3択クイズにするだけです。趣味、習い事などを3択クイズします。
ただ、単に「〇〇さんの趣味は何でしょう?」とそのまま3択クイズにするのではなく、一歩踏み込んだクイズにするのがミソです。
例えば、送別される人が、料理が得意な方なのであれば、
・〇〇さんの夕食はどれでしょう?
・〇〇さんの家のキッチンはどれでしょう?
・〇〇さんのお気に入りの調味料はどれでしょう?
といった感じです。オールスター感謝祭の4択クイズをイメージしながら作ってみてください。

イラストが得意な人であれば、
・〇〇さん描いた猫はどれでしょう?
・〇〇さんの好きな画家は誰でしょう?
インテリア好きな人であれば、
・〇〇さんの部屋はどれでしょう?
・〇〇さんの家の時計はどれでしょう?
などなど。
踏み込んだクイズにするには、本人の協力が必要になりますが、クイズの参加者は盛り上がること間違いなし。本人には、正解発表の時に好きなだけ自分の人となりを話していただきましょう。
また、同僚にもクイズに協力してもらえば更に盛り上がります。例えば夕食をクイズにするのであれば、同僚からも写真を送ってもらってクイズの選択肢に入れます。主賓ではない同僚の人となりも見えることでさらに盛り上がることができますよ!
LINEスタンプ制作(名言・口癖クイズ)
送別される人にLINEスタンプを制作してプレゼントするのもおすすめです。名言や変わった言い回しが多い人はLINEスタンプが作りやすいですので、少し手間はかかりますが、LINEスタンプを作ってみてはいかがでしょうか。
私は、送別される先輩の名言・口癖をクイズにして、送別会の余興として楽しんだ後に、最後にプレゼントとしてLINEスタンプをプレゼントしました。最後に私からのプレゼントですと、QRコードを出して、携帯で読み込んでもらうとLINEスタンプの画面に遷移するという感じで披露しました。

プレゼントと言いながら購入してもらう必要がありますが、結構喜んでもらえました。今でもその先輩はよくそのスタンプを使ってくれています。
LINEスタンプは、8個から作れますし、最近は数日で申請も通るので、絵心ある人はぜひ挑戦してみてください。
送別ムービー(メッセージ動画)
送別される人にゆかりのある人たちにメッセージコメントを繋げた送別ムービーの制作は、送別会の定番です。
シンプルなものでよければ、動画を送ってもらってスライドに貼るだけ。もっと企画っぽくするのであれば、情熱大陸やプロフェッショナルのパロディを動画のオープニングに挟み込む感じでしょうか。
動画編集はハードルが高いですが、編集が得意な人がいる場合はぜひ挑戦してみてください!
以上、過去に送別会で行ったことのある余興・企画をご紹介しました。
送別会は、忘年会などと違い、ただ盛り上がれば良いわけではないので、一緒に働いた時間を振り返ったり、その人のキャラクターや業務内容に絡めた企画にしたり、プレゼントになるものを制作したいですね。
おわりです。最後までご覧いただきありがとうございました。