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バイオ燃料の関連会社・株を調べてみた

生活・趣味

2050年カーボンニュートラル・脱炭素に向けて、企業では環境を配慮した事業活動が重要視されており、ESGという言葉を多く聞くようになりました。ESGとは「Environment(環境)」「Social(社会)」「Governance(ガバナンス)」の頭文字を取って作られた造語で、ESG投資という言葉もあわせてよく聞きます。

従来、投資では「業績」や「財務状況」といった経営状況を示すデータを参考に、投資先を決定してきました。しかし近年では、「企業の持続的な成長のためにはESGに取り組み、環境や社会の持続可能性を確保することが重要」との考えが、企業や投資家の間で浸透しています。

企業の安定的・長期的な成長とESGとの関連性が注目されています。

 

そんな中、電動化技術や水素技術などが注目されていますが、私はバイオ燃料にも注目しています。

そのため、今回はバイオ燃料関連株について調べてみました

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バイオ燃料とは?

バイオ燃料とは、バイオマス(生物資源)を原料とする燃料のことを指します。

また、自動車やバイクは、電動化や水素技術の活用でCO2ゼロを目指しています。ただ航空機はなかなか電動化が難しいことから、SAF(Sustainable Aviation Fuel:持続可能な航空燃料)の活用が見込まれています。
バイオ燃料は、SAFでの活用としても、近年、よく話題となっています。

バイオ燃料の種類は主に3つ。

  • バイオエタノール
    サトウキビなど作物を発酵、蒸留させて作られる
  • バイオディーゼル
    菜種油や廃食用油から作られる
  • バイオガス
    家畜の排泄物、生ごみなどの有機性廃棄物を発酵させて生じるガスから作られる

参考
バイオ燃料とは・意味|世界のソーシャルグッドなアイデアマガジン

 

ということで、バイオ燃料を開発している会社を調べてみました。

バイオ燃料の関連企業を調べてみた

兼ねてから石油関連事業を行ってきた企業が、2050年カーボンニュートラルの動きに向けて事業シフトをしようとしている、もしくは、新興企業となります。

まずは、日本企業、および、日本企業との関連が強い企業をまとめました。

ユーグレナ(東証1部:2931)

ユーグレナは、藻の一種であるミドリムシ(学名:ユーグレナ)を主に活用し食品や化粧品の販売、バイオ燃料の研究等を行っているバイオテクノロジー企業です。

2021年6月には、ユーグレナの製造したバイオジェット燃料で、HondaJet(ホンダジェット)が飛びましたね。

まだ現時点では、ユーグレナ由来の油脂や廃食油などで製造したバイオジェット燃料を既存石油ジェット燃料に約5%混ぜたというものなので、まだまだミドリムシはほんの一部ですが、カーボンニュートラル需要の拡大を追い風に普及を狙っています。25年の商用商業プラントの稼働を目指しています。

ユーグレナの事業セグメントは「ヘルスケア事業」と「環境・エネルギー事業」のふたつ。今後、環境・エネルギー事業がどうなるかによって、株価も大きく変わりそうです。

株式会社ユーグレナ|公式ホームページ

レボインターナショナル(非上場)

レボインターナショナルは、廃食用油(使用済み天ぷら油)を活用したバイオディーゼル燃料「自社ブランド名:C-FUEL」を展開しています。

2000年から、バイオディーゼル燃料に取り組んでおり、既に、京都府のゴミ収集車では、C-FUELが使われています。

SAFに関しては、2020年1月より、日揮ホールディングス、石油資源株式会社(JAPEX)と共に事業化検討を行っており、2021年1月からは、そこにコスモ石油も加わっています。この4社で、25年のSAF製造設備の稼働および本格商業化を目指しています。

株式会社レボインターナショナル|公式ホームページ

NESTE・ネステ(ヘルシンキ証券取引所)

フィンランドの再生エネルギー大手・ネステ。2019年には、ネステはフィンランドで2番目に大きな収益を上げた企業でした。ネステは、通常は使用後に廃棄される非可食の動植物油脂などの廃食油を原料として航空用燃料を製造しています。

ネステは2020年8月半ば、アラスカ航空、アメリカン航空、ジェットブルー航空の米国航空3社に持続可能なジェット燃料を供給すると発表しています。

また、日本では、伊藤忠商事との間で、SAFの日本国内向け輸入契約を締結。2020年には、ANA(全日空)と3社協働で、SAF輸入・品質管理から空港への搬入までの一連のサプライチェーン構築を実現。さらに、2021年には、ファミリーマートと3社協働でコンビニ配送車両へリニューアブルディーゼルの利用を実現しました。

 

ネステは最近まで、燃焼により温室効果ガスを排出する石油の精製を行う化石燃料企業でしたが、方向転換により今やその投資の50%以上が再生可能バイオ燃料などの製品開発に向けられています。

世界で最も期待されている再生エネルギー会社ともいえます。

Neste Worldwide | Neste

LanzaTech・ランザテック(非上場)

LanzaTechは、米国シカゴに本社をおく、2005年創業の企業。排ガスからエタノールを製造するガス発酵技術を開発。加えて、革新的な触媒を利用しエタノールからバイオジェット燃料を生成する技術も確立しており、注目されている企業です。

日本企業とのつながりの強いLanzaTech社。

2014年には三井物産が中心となって増資を行っており、2019年にはANA(全日空)が同社のテクノロジーによって製造されたエタノールを使ったバイオジェット燃料の購入を決定。また、積水化学とも共同研究を進めており、ゴミ処理場に集められた一般廃棄物を分別することなく丸ごとガスに転化し、エタノールを作り出すことを世界で初めて成功させています。

今後も、ライセンスという形で技術を売っていくことが予想されており、注目の企業です。

LanzaTech | Capturing carbon. Fueling growth.

Fulcrum BioEnergy(非上場)

Fulcrum BioEnergy(以下、フルクラム社)は、米国において一般廃棄物由来のバイオジェット燃料製造事業を行っているベンチャー企業。2007年創業。

丸紅、日本航空(JAL)、海外交通・都市開発事業支援機構の3社共同で2018年にフルクラム社に出資しており、バイオジェット燃料の実用化を推進しています。

Fulcrum BioEnergy | 公式ホームページ

World Energy・ワールドエナジー(非上場)

World Energy(旧 Altair)は、廃食油等からバイオジェット燃料を製造している米国企業。

ロサンゼルス国際空港近郊で製造・精製して、2016年より2年半以上にわたりロサンゼルス国際空港の共同貯油施設に従来のジェット燃料(化石燃料)と区別なく移送・保管し、航空各社が使用。

サンフランシスコ国際空港でも同様に供給しました。JALやANAも2019年に購入しています。

World Energy|公式ホームページ

 

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