職場の服装規定が緩和され、きれいめスニーカーでの出勤OKになったので、夏シーズンのスニーカーを探してました。なかなかこれだ!というのに巡り会えずでしたが、遂に「Moonstar 810s STUDEN AERO(ムーンスター エイトテンス スチューデン エアロ)」を購入しました。
Moonstar 810s STUDEN AERO
シューズブランドとして長い歴史を持つムーンスターがこれまで培ってきたプロユースのノウハウを軸に日常生活に”ちょうどいいもの”を提案していくのが、「810s」というプロダクトラインです。
「810s STUDEN AERO」は、810sの定番モデルである「STUDEN」をベースにクールダウンという切り口でアレンジしたシューズ。2023年春夏の限定モデルでしたが、810sシリーズ誕生から5周年を迎える2025年春夏に「アニバーサリーモデル」として限定モデルとして復活しました。


スニーカー×サンダルのいいとこ取り。夏にぴったりのデザイン
STUDEN AEROの大きな特徴は、熱がこもりやすい部分に配置されたエアホールによって、優れた通気性を確保している点。スニーカーの安定感とサンダルの涼しさを組み合わせたハイブリッドな設計で、夏場の街歩きにもぴったりです。

サイドには半透明の素材が使われており、軽やかで涼しげな印象。カラフルなソックスを合わせれば、シンプルなデザインの中に差し色が映えて、爽快感のあるコーデが楽しめます。色やスタイル次第で、印象を自由に変えられるのも魅力です。


コードロック付きで、脱ぎ履きがスムーズ
靴紐はドローコード式で、コードロックを使って簡単に調整可能。ほどける心配がなく、忙しい朝でもサッと履けるのが魅力です。SALOMONなどでも見られるこの仕様は、見た目にもスマートで、脱ぎ履きのしやすさと実用性を兼ね備えています。
インソールラベルの赤文字がアクセント
インソール(中敷き)ラベルに「5th ANNIVERSARY MODEL」と赤い文字でプリントされていて、このさりげない赤文字が、密かなアクセントになっていてかわいいです。

3E設計で、幅広の足にもフィット
STUDEN AEROは、STUDENと同じく3E(EEE)設計の幅広モデル。一般的な靴の標準幅が2E(EE)なのに対し、よりゆったりとした足囲で、甲高・幅広の足型にも無理なくフィットします。長時間履いていても圧迫感が少なく、快適な履き心地が続くのが魅力です。

「SALOMON ACS + OG」と比較するとかなり幅広なのがわかります。SALOMONはシャープなシルエットで日本人にはやや細めですが、STUDEN AEROは日本人の足型に合わせた設計で、長時間履いても圧迫感が少なく、ラクな履き心地を求める人に向いています。
実店舗・ムーンスター自由が丘で試着
東京・自由が丘のMOONSTARの専門店に、サイズを確認するために試着しにいきました。

お店で足のサイズを計測してもらったところ、左足が22.8cm、右足が22.5cmで、左右差があるとのこと。
サイズとしては実測値にプラス1〜1.5cmがちょうどよいようで、私はちょうどよいサイズは23.5cmになりますが、このモデルは幅広なので少し大きいように感じました。ただ店舗でもオンラインショップでも23cmは売り切れだったので、23.5cmを購入しました!
【レビュー】履き心地は抜群、素朴なデザインで実用的
1週間ほど使ってみましたが、サイズ感に関しては特に違和感なく、足にしっかり馴染んでいます。内側(ライニング)の素材が柔らかく、足を包み込むようなソフトな履き心地で、長時間歩いていても靴擦れはしなさそうです。足幅にここまで余裕を感じる靴は初めて絵で、新鮮な履き心地でした。
デザインに関しては、やや丸みのあるフォルムと幅広のシルエットもあって、シャープで洗練された印象とは少し違います。どちらかというと、名前の通り「学生シューズ」といった感じで、素朴さのあるデザインです。とはいえ、サイドには半透明の素材が使われているなど芋くさいという印象ではありません。
スタイリッシュさよりも、気軽に履けて実用性の高い靴を探している方にはぴったりだと思います。

おわり。