30代になったら選びたい、大人っぽくてセンスのいいショルダーバッグを扱うカジュアルブランドを厳選して紹介します。ハイブランドではないけれど、ファッション感度の高い人たちに支持されているラインナップ。価格帯は2〜5万円前後で、男女問わず使えるミニマルなデザインが中心です。20代・40代の方にもおすすめ。日常使いから休日コーデ、パートナーとのシェアにも◎
and wander|アンドワンダー
「and wander(アンドワンダー)」は、ISSEY MIYAKE出身のデザイナー、池内啓太と森美穂子が2011年に立ち上げた日本発のアウトドアブランドです。本格登山にも使える機能性と、都市でも映える洗練されたデザインが魅力的です。


軽量かつ耐久性のある素材を使用したサコッシュやバッグは、スタイルにアクティブな抜け感をプラスしてくれます。シンプルなのにどこか個性的。街ではもちろんのこと夏フェスなどアウトドアシーンでも使いたくなるデザインです。容量は大きくないので荷物が多い人には紐部分が少し頼りなく見えるかもしれません。


私は、ペットボトルを原料にしたリサイクルポリエステル素材を使用したトートバッグ「recycle OX tote bag」を使っています。容量も25Lと多いので、普段使いでも旅行でも使える優れものです。
and wonder ONLINE STORE
https://www.andwander.com/
FC/E.|エフシーイー
F/CE.(エフシーイー)は、2010年に日本で誕生したウェア&バッグブランドで、名称は“Functionality. Culture. Exploration.”の頭文字に由来します。デザイナー山根敏史・麻美が毎シーズン一つの国をテーマに、その文化や風景から得たインスピレーションをデザインに反映。
旅と機能美をコンセプトにしたF/CE.のショルダーバッグは、洗練されたミニマルなルックスと高い実用性を両立。CORDURAやリサイクルナイロンなどタフな素材も多く、都会でもアウトドアでも活躍します。


F/CE.の「420 re/cor」シリーズは、CORDURA re/corという100%リサイクルナイロン素材を採用し、環境配慮と高耐久を両立しています。420デニールの細番手繊維を高密度で織り上げることで、軽量ながら上品な光沢と撥水性・耐久性を確保しています。シンプルなデザインなので、ユニセックスでコーディネートしやすいアイテムです。


FC/E. ONLINE STORE
https://fce-store.com/
1LDK(ワンエルディーケー)
東京・中目黒発のセレクトショップ「1LDK」は、”日常の中の非日常(NON-DAILY LIFE IN DAILY LIFE)”というコンセプトのもと、シンプルかつ機能的で長く愛せるスタンダードなファッションを提案しています。
代表的なオリジナルブランドには、UNIVERSAL PRODUCTS.やEVCON(エビコン)、MY___(マイ)、1LDK Stand、ANCOR(アンカー)などがあり、日本国内屈指の厳選されたブランドを展開しています。
ブランドごとに様々なスタイルのショルダーバッグを展開しています。1LDKの店舗は、中目黒・表参道、名古屋、京都にありますので、お近くの方はぜひ店舗に見に行くことをおすすめします。
1LDK(ワンエルディーケー)公式サイト
https://onlinestore.1ldkshop.com/
SEALSON|シールソン
「SEALSON(シールソン)」は、季節ごとの変化に対応するバッグを研究・開発するブランドです。ブランド名は「Season(シーズン)」と「Lab(ラボ)」の頭文字を組み合わせたもので、環境やライフスタイルの変化に適応したバッグ作りを行なっています。日常からアウトドアまで、あらゆるシーンで使える機能的なデザインです。


SEALSON|official store
https://sealson.co/en-jp
Topologie|トポロジー
クライミングロープにインスパイアされたストラップが印象的なTopologie(トポロジー)。2018年にフランス人と日本人のクライミング愛好者によって設立されました。スマートフォンや小物の持ち歩きに便利なミニマルバッグが多く、性別問わずファッションのアクセントに◎。カラバリも豊富です。


バッグやサコッシュは撥水ナイロンやPUコーティング素材を用いており、ミニマルながら都市探索や旅先でも快適かつ洗練された使い心地です。「Phone Sacoche 90」は、書類とスマホを整理しやすい構造で旅行者に好評です。


Topologie(トポロジー)
https://topologie.jp/
Snow Peak|スノーピーク
Snow Peak(スノーピーク)は1958年、新潟・燕三条で創業。卓越した金属加工技術を活かした高品質なギアを展開し、キャンプ文化を牽引してきました。近年は「野遊びのある暮らし」をテーマに、アウトドアで培った機能性と素材使いを生かしたファッションアパレルも充実しています。タウンユースでも着られる洗練されたデザインと快適な着心地が支持され、都市と自然の境界を越えるスタイルを提案しています。


アウトドアブランドの小物を日常のファッションに取り入れるだけで、ボーイッシュでアクティブな雰囲気を出るのが魅力。中でもSnow Peakは、アウトドアの機能性を備えつつ、デザインはシンプルで洗練されているので、普段のコーデにも自然に馴染みます。
Snow Peak
https://ec.snowpeak.co.jp/snowpeak/ja
emmi|エミ
emmi(エミ)は「クリアモード」をコンセプトに、洗練されたデイリーウェアとリラクシーなヨガウェアを展開する日本のレディースブランドです。PUMAやColumbiaなど他ブランドとのコラボ小物も豊富で、スニーカーやバッグは機能性とデザイン性を兼ね備え、日常に取り入れやすいのが魅力です。


「emmi」のロゴは、シンプルなのに黒色の生地に入ると存在感があって映えます。可愛さと上品さの両方を感じられるので、洗練されたデザインが好きな方におすすめです。
emmi(エミ)公式サイト
https://emmi.jp/
Brady|ブレディ
Brady(ブレディ)は、1887年創業の英国発の老舗バッグブランドです。乗馬用バッグをルーツに持ち、上質なキャンバスやレザーを使用したクラシックで丈夫な作りが魅力。レトロと品の良さを持ち合わせたデザインで、カジュアルな服装に品を添える存在です。


ベージュと黒がメインカラー。最近はカラーも形状もバリエーションが増えてきています。私はすでに廃盤となっているモデル(STOURとAVONの間のような形)を10年以上使っています。
Brady|ブレディ日本公式サイト
https://jp.brady1887.com/
STANDARD SUPPLY|スタンダードサプライ
無駄を削ぎ落としたミニマルデザインが魅力の「STANDARD SUPPLY(スタンダードサプライ)」。軽さと使いやすさにこだわったショルダーバッグは、男女問わず日常使いにぴったり。通勤用にも使えます。


直営店は二子玉川のみですが、セレクトショップでの取り扱いも多いです。ショルダーバッグ以外にリュックやポーチもとても可愛い。私はポーチを愛用しています。


STANDARD SUPPLY – オフィシャルサイト
https://egw-inc.com/standard-supply/
BAG’n’NOUN|バッグンナウン
BAG’n’NOUN(バッグバッグンナウン)は、大阪発のバッグブランドで、機能的でユニークなデザインが特徴。カラフルで温かみのある風合いが、コーデのアクセントにぴったりです。カジュアルな雰囲気が好きな方におすすめです。


個人的には、BAG’n’NOUNといえば、キャンパス生地のカバンという印象です。日光に当たるとだんだん色褪せしていくので、使えば使うほど味が出てきます。アウトドアよりも、街のお出かけに使いたいカバンです。
BAG’n’NOUN
https://shop-mamborama.jp/
20/80|トゥエンティーエイティー
ナチュラルな素材感と程よいユルさが魅力の20/80。「20%のデザインと、80%の実用性」というバランス感覚がブランド名の由来。キャンバスやレザーのショルダーバッグは、コーデを引き算しつつ洒落感を加えてくれる優れモノ。菅田将暉が財布を愛用でしていたことで注目を集めたアイテムも。


20/80で特に有名なのは、現代風にアレンジしたあずま袋型のショルダーバッグ「AZUMA BUKURO」です。キャンバス生地のものが有名ですが、ナイロンのものもあるので、お好みでお選びください。
20/80 TWENTY EIGHTY
https://twentyeighty.jp/
他にも「nanga(ナンガ)」や「keen(キーン)」、「ARC’TERYX(アークテリクス)」「gramichi(グラミチ)」などのアウトドアブランドや、「DANTON(ダントン)」「ORCIVAL(オーシバル)」などフランス初のアパレルブランドのカバンなど、様々ありますが、30代でおしゃれな街使いができるブランドを中心に厳選しました。
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