先日、BIRDS’ WORDSさんが提供していた「Color Your Wreath」を使って、コピックでお絵描きをし、その絵を壁に貼り付けて飾っていました。
1ヶ月くらい経ち、せっかくなら絵を額縁を入れようと思い、壁から剥がしてみると、なんと黄色のシミができていました。。暖色系のところが特に染み付いています。
焦って色々と調べてみたのですが、コピック公式で以下のQAを見つけました。
▼ コピックで描いた作品を壁に貼っていたら壁に黄ばみができました
ビニール系素材の壁紙に、コピックで描いた作品をそのまま掲示すると、壁紙に含まれる可塑剤*の影響で一部が黄ばんでしまうことがあります。
壁紙メーカーの話によりますと、ビニール系の壁紙と染料は親和性が高いため、色によっては、隣接させると移染してしまう危険性があるということです。(コピックに限ったことではなく、油性のサインペン類や毛染剤等々も同様のことが起こるようです。)
また、完全に乾燥した状態でも壁紙に含まれる可塑剤の影響で、インク部分が黄ばんでしまうことも有り得るということですから、コピックで描いた作品をビニール系の壁に直接貼りつけるのは避けた方が無難です。
特に、通常の汚れは中性洗剤等で落とすことができますが、染料の黄ばみは壁紙の化学反応なので落とすことができないということですから十分な注意が必要です。どうしてもとのことであれば、額装してから掲示するようにしてください。
絶望・・・と思いましたが、いろいろと挑戦したところ、なんとかシミを取ることができたので、その方法を今回の記事では紹介したいと思います。誰かの役に立てば。。
失敗編:除光液、セスキ炭酸ソーダなど
家にあるものから挑戦してみました。ペンの汚れを取れるという除光液(アセトン)やセスキ炭酸ソーダ(アルカリ剤)で試してみました。
ゲキ落ちくんに少し染み込ませて、壁を軽く叩いてみたり、歯ブラシで少しこすってみたり。 しかし全く色は変わりませんでした。失敗です。
成功編:塩素系漂白剤を使用してみた
近所の薬局で、衣料用漂白剤(塩素系)を買ってきて挑戦してみました。
ゲキ落ちくんに染み込ませてトントンしてみました。すると…
黄色染みは取れました!!!けど、逆に白くなりすぎた。。。原液をいきなり叩きすぎたかもしれません。。
これから挑戦する方は、最初は水に溶かして薄めた漂白剤で徐々に落とすようにしてください。取れなければ徐々に原液に近づけていくのがよいかと!
成功編:クロスタッチで仕上げ
色をつけるべく、壁の汚れを隠すことのできる「クロスタッチ」を購入してみました。こちらは汚れを落とすのではなく、上から塗って隠す道具です。
カラーは全部で6種類で、壁の色に合わせてカラーを選びます。
私はライトグレーを購入してみました!塗ってみると↓
ライトグレーは、思ったよりグレーでした。笑
多分正解はオフホワイトだったなあ、と思いつつ、クロスタッチと塩素系漂白剤を組み合わせて壁を補修していくと、最終的には、よくみないとわからないほど綺麗になりました。
一時は、壁紙全部取り替えっていくらするんだろう…と思っていましたが、なんとかなってよかったです。同じように、やってしまったと焦っている方は挑戦してみてください!
こうなる前に、壁に飾るときは額に入れてください!