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サステナビリティを学ぶ書籍 – サステナ担当者におすすめの本5選

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最近、本業でも副業でも、サステナビリティ(特に、気候変動)への対応の業務が増えてきました。

本業では、WEBサイトの大リニューアルを担当しており、サステナビリティ領域の発信強化のためのコンテンツ整理等を行っています。副業でも、CO2排出量算出ソフトウェア&コンサルを行っている会社のWEBサイトを作成しました。

サステナビリティに関する勉強をするためにこれまで複数の本を読んだので、サステナビリティ書籍のおすすめをまとめました。

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グリーン・ジャイアント 脱炭素ビジネスが世界経済を動かす

サステナビリティ関連の本で、まず私が読んだのは、文春新書、森川潤さんの『グリーン・ジャイアント』です。

パリ協定など国際機関の動きから、再生エネルギー、電気自動車、水素、畜産など、環境を取り巻くさまざまな経済問題・ビジネスが紹介されています。

新書なので読みやすく、1冊読めば、脱炭素ビジネスについて大枠理解できます。

サステナビリティを広く紹介しているというよりは、環境領域に特化した本ですが、最初は領域が絞られていた方がわかりやすいと思うので、最初の1冊としておすすめです◎

 

イチからつくるサステナビリティ部門 元システムエンジニアの挑戦

2冊目に読んだのが、本田健司さんの『イチからつくるサステナビリティ部門 元システムエンジニアの挑戦』です。

野村総合研究所(NRI)で、サステナビリティ担当に抜擢された元エンジニアが、戦略策定や情報開示を進め、国際機関などの外部評価を獲得し、日本でも有数のサステナビリティ先進企業になるまでの軌跡を記した実践書です。

担当者視点で書かれていることもあって、非常に読みやすくておすすめ。

私も2日程度で読むことができました。

 

SXの時代~究極の生き残り戦略としてのサステナビリティ経営

PwC Japanグループのコンサルタントによるサステナビリティを軸にした経営改革(サステナビリティ・トランスフォーメーション=SX)について解説している本です。

これまで経済活動と環境・社会に対する活動は切り離されて考えられ、企業は自社の利益を追求することで「外部不経済」を生み出していました。

ただ、地球問題が深刻化した今、これまでの考えでは成り立たなくなってきました。短期思考の経営から長期思考のサステナビリティ経営へと舵を切る必要があるのです。

これからの時代を生き抜くための企業経営の指南書。経営層向けといった感じですが、環境問題だけでなく人権問題などに取り組むさまざまな企業の事例が書かれているので、より深くサステナビリティについて知りたい人にはおすすめです。

 

広報会議2022年6月号 気候変動リスク対応、サステナビリティ活動の発信強化

書籍ではないですが、宣伝会議が毎月発行している『広報会議』を紹介します。

サステナビリティの「広報・発信」についての書籍は、まだありません。ただ広報会議では、最近、サステナビリティについての記事が多くなってきました。

サステナビリティ領域の発信強化に携わる人にはヒントになるかも。

2022年6月号は、特集が『サステナビリティ発信強化』ですのでPR担当者は必読です。

 

WIRED vol.43 THE WORLD IN 2022

最後に、WIRED(ワイアード)が2022年のトレンドをまとめた『THE WORLD IN 2022』を紹介します。

最新技術やトレンドを各領域で有名な企業のトップが語っており、注目の業界トレンドがよくわかる本です。

宇宙、デジタル、AI、NFT、グリーン革命などさまざまな領域の最新トレンドが知れるので、具体的な技術や企業に興味がある人におすすめ。

サステナビリティに絞った本ではないので、今回は最後に紹介しましたが、私はこの本を最初に読みました。

この本で一通り、技術用語を知っていたので、他の本もサクッと読めたんだと思っています◎

WIRED VOL.43
コンデナスト・ジャパン
¥1,100(2024/04/24 23:00時点)

 

サステナビリティ、ESG、SDGs、CSR、CSV、TCFD、SBT、RE100など、いまいち分かり切ってなかったのですが、これらの本を読んでようやくわかりました!

この5冊を読めば、だいたいOKだと思います。

 

ちなみに、『新・戦略思考の広報マネジメント』では、花王のESG経営・発信について語られています。また、サステナブル広報が今後求められる、などの記載もありました。

サステナビリティの発信について悩んでいる方はぜひこちらも💁🏻‍♀️

 

では〜

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