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SNS担当経験から語る①|「SNSの投稿文作成の基本」とは?

Web SNS

私は、大手メーカーの広報部で、公式SNSの中の人をやっていました。

ただ中の人と言ってもSHARPのような個性抜群アカウントではなく、一般的な企業アカウント。
企業情報をしっかり出しつつ、季節や時流などと絡めた投稿もやっていました。

今回は、そんな中の人期間で学んだ、SNS運用に必要な知識・スキル・視点などを書きます。

 

SNS担当あるあるかもですが、SNSの担当は会社の中でも少数精鋭。
うちの会社もまあまあ大きな企業にも関わらず、Twitter、Faebook、Instgram、LINEの担当をほぼ一人でやっていました。

もちろん本当にひとりきりだと回せないので、外部パートナーと運用を行っていました。

今回の記事では、お仕事を一緒にしていたパートナーさんたちのやらかしなど、リアルなやりとりを例にお話ししていきます。

手法によったものが中心になってしまいましたが、SNS投稿文作成における基本のキとしてご覧ください。

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SNS運用の目的を理解する

まずは、投稿文の話に入る前に、運用の目的を確認しておきます。

SNSを運用しているのは、広報部門・営業部門などどこの部門でしょうか?
どの部門にあるかで大前提の運用目的は変わります。

例えばよくある例で言うとこんな感じ。

  • 広報部SNSの場合の目的
    企業情報をしっかり出すことや企業ファンを作っていくこと
  • 営業部SNSの場合の目的
    売上をあげること、顧客データをうまく扱うこと

目的によって、運用すべきSNSももちろん変わりますし、運用方針、そして日々の投稿文の作り方まで変わってきます。

まずは、どの部門でどういった目的のためにSNSを活用しているのかをしっかりと認識しましょう。

小さい例になりますが、広報部は発表日、営業部は発売日に基準を置くという違いもあります。

大前提の目的を設定したら、それをどのようなSNS運用で実現していくかを考えいきます。
ただこの話を深ぼってしまうとそれで終わってしまうので、これはまだ後日。

SNSの投稿文の基本とは?

続いては、本当に基礎の基礎ですね。
文章を書くという仕事をするものとしての最低限押さえておきたいポイントを6つまとめました。

事例として本当にあった投稿文案などをあげていますので、同じような失敗をしないように…!

日本語を正しく使う

そこから?と思うかもしれませんが、おかしな日本語の投稿文は結構あがってきます。日本語は大前提正しく使いましょう。

日本語の校正のために投稿文チェックしているんじゃないんだけど、と思ってました。

早速、日本語間違いの例です。

募集をお待ちしています

SNS上で#タグ付きでユーザー投稿を募集とするときに「皆さんの募集をお待ちしています!」という投稿文の提案が上がってきたことがあります。
募集するのは企業側ですし、ユーザーの皆さんからしたら応募です。

細やかなこだわりがあります

製品の細かい部分にまでこだわりがあることを表現するための投稿文として「直感的に操作できるような細やかなこだわりがあるんです」という投稿文が。
「直感的に操作できるよう、細部まで(細部に)こだわっています」ではないでしょうか。

7才を迎える〇〇

七五三のネタとして7周年製品を紹介する投稿の際です。「今年7才を迎える〇〇」という投稿文。まあ、惜しいのかもですが、既に誕生日すぎてるので、迎えるはおかしい日本語。シンプルに「今年7才の〇〇」としてくれればよかったのに。

下記をご確認ください

下記と以下の使い方の違いはわかりますか?
下記はその下に「記書き」がないと正しくありません。短いTwitterの投稿文で下記をご確認くださいはないだろうと校正をしていて思いました。

といったように、日本語の間違った投稿文はよく提案で上がってきていました。

PRは言葉の仕事です。お客様に正しく情報を伝えなければなりませんし、間違った言葉遣いは広報として一番恥ずかしいことです。

プレスリリースだったとしても、SNSでもです。

日本語に関しては、SNSだからいいよね、とはなりませんので間違えないよう気をつけましょう。

主体的に書く

公式SNSなのに第三者のような客観的な書き方の投稿文案はよく目にしました。
企業活動はすべて主体的な表現で書きましょう。

よくある例はこちらです。

イベントが開催されます

イベントを主語と捉えると間違いではないですが、公式アカウントがいうとイベントを他人事のように告知しているようにも聞こえます。「イベントを開催します」の方が自然です。

配信されます

イベントの例と同じですが、「配信します」の方が自然です。企業の顔としてSNSを運用するためにはやはりすべての企業活動を自分ゴト化して表現することが必要ですね。

主体的な表現で書くことは、SNSに限らず、サラリーマンの基本としてクセづけときましょう。

表現ブレをなくす

リリースなどでも必ず表記はぶれないように統一されています。SNSでも統一するようにしましょう。

よく出てくる言葉がブレていると普通に気になる…

よくあるブレは以下です。

  • 日付:4/5(月)、4/5(月)、4/5、4月5日 etc
  • 人名:苗字・フルネーム、ふりがな付き、敬称有無 etc
  • みなさま、皆さま、皆様
  • 子ども、子供、お子さん 
  • ぜひ、是非 など

文意は変わらないので本質的な問題ではないですが、ブレているのはシンプルに気になります。

本質じゃないところに目がいかないように、小さなことですが、気を配るようにしましょう。

改行をしっかり行う

改行がない文章は見にくいです。
また改行していたとしても、PCで投稿文を作っていると、スマホで見ると変な部分での改行になってしまう場合があります。

投稿作成ツールやSNSのテストアカウントで、PCとスマホでの見え方どちらも確認しながら、テキストを作成しましょう。

例えばこの投稿です。

埋め込みだと、スマホでもきれいに見えるのですが、実はスマホアプリで見ると改行がメチャクチャになってしまいます。

Twitter投稿 PCとスマホの見え方の違い
(左)PCで見たとき (右)スマホで見たとき

多くの方がスマホでSNSをみます。スマホで見ても見やすい改行を心がけましょう。

ただの情報の箇条書にしない

イベント情報やプレゼントキャンペーンのときに多いのですが、情報を箇条書きにしただけの投稿文になってしまうことがあります。

広告ではないので、ちゃんとコミュニケーションの気持ちを持って(お客様の気持ちに寄り添って)投稿文を作って欲しいと常にお願いしていました。

投稿文の例が以下です。

Twitter投稿 箇条書きの例
(左)修正前の投稿文 (右)修正後の投稿文

広告なら、修正前の投稿の方が情報が整理されていてわかりやすいのでいいかもしれません。
ただ、懸賞アカウントを集めたくない、ファンとのコミュニケーションのためのプレゼントキャンペーンだといった場合には、修正後の方が適していると考えています。

言葉の重複を減らす

これもとってもあるあるなので書いておきます。

SNS(特にTwitter)のタイムラインは常に情報が溢れているので、3秒くらいで読む読まないを判断されます。その3秒で読んでもらえるようにするには、改行などの工夫や画像の掲載はもちろんのこと、文章のシンプルさも大事です。

にもかかわらず、同じことを2回、3回いってるおり無駄に長いナンセンスな投稿文を見ることがあります。

せっかく読んだのに何度も同じことが書いてあるだけで中身がないと読んで損した気分になるので注意しましょう。

例えば、周年の投稿イメージで見てみます。

Twitter投稿 周年投稿の例
(左)修正前の投稿 (右)修正後の投稿

どうでしょう。10周年で記念動画があることが伝わるには修正後の投稿文で十分ですよね。

最後に

このまま画像制作の基本に進もうと思いましたが、いったん長くなったのでここらでしめます。

私は広報部で運用していたので、広報という視点だと、ただの一方通行の情報発信は望ましくないと考えていました。

日常で触れる情報が尋常じゃなく、個人が好きな情報をどんどん選べるこの時代に、企業が言いたいことを言っているだけでは、もう世の中の人は耳を傾けてくれません。如何に世の中に溶け込んでいいくか、寄り添うかが大事です。

「ただの情報の箇条書にしない」というのが手法でありますが、その根幹に「世の中に如何に寄り添うか」という視点を持っておく必要があります。

【図解】PR部門のSNS運用の基本
PR部門のSNS運用

簡単な表で表すと、企業と世の中とが重なっている部分を見つけることが大事だということです。

企業ファクトを世の中の時流に合わせた文脈にどう落とすかを考えたり、世の中での時流を受けて出せる企業情報はないかと考えたりしていきます。

この考え方は、SNSに限らず広報マンには必要な視点です。

『PR思考』という本にその全てが書いてありますので、ぜひ読んでみてください。

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