Amazonで検索する

Web知識ゼロ・未経験だった私が、メーカーのWeb担当者になるまで

Web SNS
Sponsored Link

私がWeb担当になるまで

Web担当者になりたい。おしゃれなオフィスで働くOLになりたい。それを叶えるために私がしたことをメモがてら書いていきます。

仕事辞めることを決意した1年目

仕事を辞めたくて仕方なかった1年目の私は、最初、社会人学校のWebデザイン講座を受講して、Webデザイナーとしての道に進むことを考えていました。制作会社での仕事はブラックそうだし本音では行きたくありませんでしたが、おそらく事業会社に今のスキルと経験値ではいけないし、修行期間として制作会社で頑張るかと。そして、もう1回転職して、事業会社に戻ろうと思っていました。

 

「それなりの大学を出て、そのまま就職して、総合職で働く」といういわゆるレールに乗って生きてきた私にとってこの道はかなり怖かったです。

webデザイナーという専門職として働けるのか、学校に行ったところで転職できるのか、1年目で無職になって本当に大丈夫なのか、などなど、日々悶々と考えてました。

 

ただ本当に辞めたかったので、デジタルハリウッドやヒューマンアカデミーのwebデザイナーコースの1日見学にも参加したり、学校に行くためのお金を貯めたり、着々と準備を進めました。

 

また当時Webの知識があまりになかったので、当時流行っていたキュレーションサイト(NAVERまとめ)に登録して記事をまとめてみたり、LINEスタンプを作ってデザインソフトを操作してみたりと地味に個人活動で知識をつけていきました。ITパスポートというITの超基礎資格も取りました。

 

 

そして、1年目の冬、会社に辞めたいと伝えました。

ただ複数回、面談を行ったところ、会社側からは予想外の提案が。「まだ1年目だし、いま辞めるのは、今後のキャリアのことを考えても、最善とは思えない。学校は仕事しながらでも通えるから、部署を異動して別の職場で、いったん落ち着いて、職場が嫌なだけなのか、会社自体が嫌なのか冷静に考えてみたらどう?」と。

 

職場が嫌だったことが大きな辞めたい原因だったので、私の括ったはずの腹は一瞬でほどかれ、1年目の3月で部署を異動することになりました。異動先は経理でした。

いずれ会社を辞めるという決意は変わりませんでしたが、一般的に言われる「3年の壁」をちゃんとこなした時点で転職することに方針転換しました。

 

経理からの広報へ、そして転職活動を開始

Web業界に行くと意気込んでいたくせに、経理へ異動して、経理の仕事を始めたら始めたで楽しくて。経理としてのキャリアもありかも、と思い始めた2年目の私。

周りの人に恵まれたことも大きかったですが、知識をつければつけるほどできることが増え、確実に自分のスキルになっていく感じが楽しくて、簿記やビジネス会計の資格を取ったりしていました。

 

ただ急遽増員したこともあってなのか、経理には長くはいれず2年目の終わりには、広報への異動を命じられました。

経理にやりがいを見出し始めてたので、まじか…とはなりましたが、そうだ、私はWeb担当として働きたいんだったと、1年目のときの気持ちを思い出して、社会人3年目から私の広報生活のスタートしました。

 

広報での仕事は、ニュースリリースの作成とメディア対応といういわゆる広報業務。当時の会社では、ホームページはただの置きページでほぼ更新してないような企業情報サイトだったので、広報ではありますが、Webの仕事に関わることはほぼありませんでした。

ただ、それだけだと、Webのスキルは全くつかないので、広報になって1ヶ月くらいで公式SNSを始めて、半年後くらいにWordPressで更新できる簡単なモバイルページを作りました。

 

さらに、社会人4年目の春から、ついに、ヒューマンアカデミーの「Webデザイナー講座」を受講しました。通常半年で60万円くらいのコースが3ヶ月で受ければ半額で30万円で済むというお得なセールがあったので、申し込んで通いつめました。

ただここで、私は、Webデザイナーはなれないと実感しました。ひたすらコードを覚えて、ひたすらhtmlやCSSを描き続ける、これは、私には無理だと学校に行って気づきました。

 

なので、やはり、事業会社のWeb担当者になるのが一番だと改めて心に決め、社会人4年目の夏に転職活動を始めました。

 

さあ、いざ、転職活動

エージェントに登録して転職活動を開始しました。Web担当者になるための転職活動において、私が武器としたのは ①広報・SNS運用経験 ②Webの知識(学校で勉強) ③学歴(関関同立) ④若さ(当時25歳)でした。

ただ「中小企業・鉄道会社から、大企業・B2Cのメーカーに行きたい」「Web未経験だけどWebの仕事がしたい」という要望をエージェントに伝えたときは、エージェントも苦笑いでした。そりゃそうだよなとこちらとしても落ち込みながら、転職活動を行っていました。

 

広報・宣伝部門で大企業の求人をみると「グローバル広報募集、英語800点以上、業務経験3年以上」「マーケティング担当募集、業務経験5年以上」などなどで、ええむりやんっていうものが多数。ベンチャーやゲーム会社等はもう少しハードルが低かったのですが、ハードなんでしょ…?って感じでびびっていました。

 

すると、大企業・B2C・広報で「Web・SNS担当者募集、関連業務経験3年以上、SNS運用経験歓迎」という会社がありました。ここが私が今働いている会社なのですが、他の企業に比べて、ゆるめの募集要項でした。

おおこれは逃せぬということでそのまま応募に進むと、新卒と同じくらいの書類の提出を求められましたが、あれよあれよと通過し(職務経歴書・エントリーシート・Webアンケート・適正検査・面接2回・最終面談を経て)、採用されました。

 

そして私は、今まさに、事業会社でWeb担当として働いています。入社後、最初の2年間は、SNS運用の仕事をしていました。そして今は、Webコンテンツを作る仕事をしています。

 

Sponsored Link

転職活動や今の仕事に役に立っていること

転職活動については、本当にラッキーだったというのが個人的な感想です。どこが引っかかるかわからないものです。おそらく私の採用理由は、SNS運用経験と若さだったのではないかと思っています。

当時の話を上司によると「当時、SNS担当の仕事が回ってなくて、とにかく人が欲しかった。最初はもう少しハードルを高く募集していたけど、なかなかいい人からの応募がなくて、ちょうどハードルを下げたところだった」とのことでした。

タイミングと縁ってやつだなと改めてこのとき思いました。前職において、SNSはプラスアルファーで始めた業務。ちょっとでもWebっぽい仕事がやりたくて始めた仕事が、こうして採用担当者の目にひっかかるんだから、何があるかわからないなあと改めて思いました。

 

また、転職活動では役に立たなかったけど、その後、仕事をする上で役に立っている経験もたくさんあります。

キュレーション記事を作ったことで、画像の著作権、引用、転載問題、そしてSEOについての基礎知識を得ることができました。また、Webデザイナーコースで学んだことも役に立っています。制作会社の方と話すときに、相手と同じ知識をもって指示ができます。また、デザインソフトについても学んでいるので、簡単な画像作成は、自分でサクッと編集したりすることもあります。

 

私の経験から、未経験からWebの担当者になるには何をするのがよいのかを、改めて考えてみます。

 

未経験からWeb担当になるには?

必要なものはやはり経験。ただ業務経験じゃなくてもカバーできる部分が多いのが、Webの仕事だと思います。

まずは、今の会社で異動依頼を出したり、自分の業務の中でSNS運用を始めてみたり、仕事としての業務経験を積める機会を探ってみてみてください。ただ、なかなかそれは難しいという場合は、プライベートで経験をつみましょう。私のように、様々なことに手を出してみることもいいですが、一番シンプルに、かつ、必要な経験を得られるのは、ブログを運営してみることだと思います。

 

ブログで月5万くらい稼げるようになるまで、頑張れば一石二鳥。自分のブログなので、分析やSEO対策にもやはり熱が入るため、かなりはやく知識も着いていきます。さらに、5万稼げるようになっていれば、転職の時に心の余裕もできますし、今後の生活も楽になります。

 

もうひとつ、最近だと、副業で業務経験を積むこともできます。クラウドソーシングのような単発の副業から、数か月~数年など中長期的に副業先の企業と関わっていく副業社員としての働き方まで様々な道があります。後者で、広報としての業務を行えば、会社の中で業務経験を積むのとほぼ変わらないくらいの知識と経験が得られると思います。

 

空いている時間を活用して、業務経験を積んでいきましょう◎

 

少しでも参考になったなら光栄です。ではまた!

Sponsored Link
タイトルとURLをコピーしました